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執筆者の写真Chiharu Ohashi

そもそも「しつけ」は必要か?

更新日:2023年1月14日

こんにちは、C*SunnyDogの大橋です

ワンちゃんのしつけ、トレーニングに関するお仕事をさせていただいている私ですが、

そもそも、わんちゃんのしつけって必要なんでしょうか?

一口に「しつけ」といってもたくさんありますね。

しつけ教室、訓練、幼稚園、保育園。

ごほうび(おもちゃ、フード)を使うか使わないか。

今日はひとまず、一般のお家で飼われているワンちゃんのしつけについて考えていきたいと思います。



しつけとは?

しつけとはもちろん「おすわり」「ふせ」「おいで」などの

人の号令を聞く(指示語トレーニング)も入りますが、

どちらかというと、「暮らし方」のほうがしっくりくるように思います。


本来、ワンちゃん、「犬」という動物は人とは全く違う生物。

人と一緒に暮らしていく上で、うまくいかないこと、

ちょっとした工夫や知識が必要なこともあります。


「問題行動で困っているんです」とご依頼いただいて、

実際にお伺いしてみると、ほんの少しの工夫で なんの指示語トレーニングも

必要とせず解決してしまうこともあります。

または、 「飼い方について総合的にアドバイスが欲しい」と

ご依頼いただくこともあります。

こういったケースは「しつけ」というよりもまさに「暮らし方」です。


「しつけ」とは、「暮らし方」を含んだ、

ワンちゃんと一緒に暮らすためのツール、手段だと思います。




楽しみながら

コミュニケーションも

とれたりするのが

よいところ。





しつけは必要か?

例えば、とてつもなく吠えるワンちゃんがいたとします。

マンションに住んでいて、近隣からは苦情、 管理会社からは退去願いが来ています。

そんなワンちゃんが、コンビニもないような地方へお引越ししたらどうでしょう?


隣の家までは1キロは離れていて、駅までは車で30分以上かかる。

好きなだけ吠えても誰にも迷惑はかからない、そんな場所であれば、

そして飼い主さんが吠え声をストレスに思わないのであれば、

もう、吠えをコントロールするトレーニングは必要ないかもしれませんね。


3つのポイントで判断しましょう

しつけが必要かどうかは3つのことで決まります。

①家族以外の方に迷惑がかかったり、マナー違反になっていたりはしないか

②家族がしつけを必要と感じているか

③おでかけ先や非常時でも今の状態で問題ないか


お家ではいい子、うちの子はしつけなんて必要ない!

でも、お家以外ではどうですか? お留守番中に寂しくてワンちゃんは吠えていませんか?

避難するとき、クレートに進んで入ることができますか?

お母さん、お父さんと離れて預けたりしても元気に過ごせますか?


まとめ

「うちの子、覚えがわるい・・・」「教えてもできない・・・」

人とは違う生き物なのですから、うまくいかないこともあります!

次は違うトレーニング方法でアプローチしてみてはどうでしょう?

育児は途中で投げ出すわけにはいきませんよね、 育犬も一緒です、

諦めずチャレンジしましょう!

ちょっとした指示語を聞いてくれるだけでも 飼い主さんは楽チンですし、

おでかけでもおりこうにするためには、

最低限のトレーニングは必要だと思うのが結論です。


10年以上一緒に暮らす愛犬のために、

ちょっとだけ 一緒にしつけにチャレンジしてみませんか?

愛犬と何かをする、「できた!」という達成感を愛犬と味わう、

こんな素敵なことはありませんよ!



※C*SunnyDogブログで掲載していたものに加筆修正をしております。

※無断の転載やコピー、プリントアウト等はご遠慮ください。


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